もういい加減研究室から卒業してくれ
今日は私が昨年度までいた、大学の研究室の話を描きたいと思います。
これを書こうと思ったきっかけは、
社会人になった今、縁を切った(と私は思っている)研究室から連絡が来たこと・あと院での研究室同期からの連絡が挙げられます。
4月1日、私は晴れて社会人となりました。
新しい環境に期待と不安を抱きつつ、そこまで多くない新卒同期らとなんだかんだ打ち解け始めた4月初旬も初旬。
研修の休憩時間、ふとスマホを見ると、研究室の大学院時代の同期のグループLINEからのメッセージがあるのが見えました。
私は正直このメッセージが来てるのを見た瞬間
「ウッワ〜ッ!(嫌悪)」と思ってしまいました。
絶対ろくな話ではないのを本能的に分かっているからです。
なんかメッセージに「GW」って文字が見えたし。やめろ。やめろってば。
いくら10連休とはいえお前らに使う休日なんかねぇ!!!!!!
研修が終わって帰りの電車、恐る恐る研究室同期だけのLINEグループを開きました。
予想は見事に的中しました。
身バレが怖いのでぼやかして書きますが、主な要件としては
「みんな初任給入るでしょ?久々に初任給祝いで元M2で飲もうよ」
「時期は初任給の日?ゴールデンウィークでもいいよ!」
「研究室の教授も呼ぼうよ」
「会社の愚痴でも言い合おうよ」
というものでした。
他の研究室ではこういうの普通なのかな。
正直いって私には「何言ってんだこいつら…」という気持ちしか湧きませんでした。
理由としては色々ありますが主に4つ。
順を追って愚痴らせて欲しいのです。
①「先月修了したばかりだけど?」
2週間前に卒業式したのに、4月早々「久々に」ってワードを使わないで欲しい。
なんかすごいモヤモヤする。日本語がおかしくて。
そう言えば小学校の同好会の幹事も、卒業してすぐの夏休みに同窓会やります!とか言い出して早すぎてワロタだった記憶がある。
同窓会ってそんな早くやるもんじゃないよ。
②「まだ会社入って3日程度で愚痴会をすな」
お前入社3日で既に愚痴りたいことあるとかやばいから早く転職した方がいいぞ。
飲み会の口実なんてなんでもいいんだろうな。
③「初任給って特別なもんじゃないの」
初任給って特別なもんだと私は思っています。
この前お給料を頂きましたが、まずはこれまでお世話になった家族に何かで還元したいと考えています。
同じ場所で給与明細を受け取った会社の同期ならまだ百歩譲って分からなくもないけど、
なんで研究室の同期と初の給料貰った喜びを分かちあってその飲み会で金を使わなきゃ行けないんでしょうか。
ここまできちんと説明してきませんでしたが、そもそもうちの研究室同期は別に仲がいい訳ではありませんでした。
同じ空間にお互いしかいなかったら会話を支障ない程度にする。それくらいの関係でした。
話が合う仲のいい人も1人はいましたが、大学でしか会うことはありませんでした。
ですが、同期の中にどうも飲み会を開きたがる人間、所謂パリピがいます。
その人は特に特別なことがなくてもすぐ飲み会を開催したがります。
なのでうちの研究室は毎週なにかとよく分からない理由の飲み会が開催されていました。
私はお金が無いので行きませんでしたが。
その人(私と学年は同じです)がだんだん学年が上がると、声も大きくなり、研究室飲み会に参加することが任意から義務へと変わっていくようになりました。
行きたい人が集まっていた飲み会から、教授が飲兵衛なのも相まって、行かないと「あいつは空気が読めない」と言われる飲み会へ変わりました。
私はそうなっても「飲み会に参加する金銭的な余裕が無いから」とほぼ全ての飲み会を断りました。
話は長くなりましたが、要は彼らにとっては飲み会は
「理由はなんでも良くて」
「来る人間もぶっちゃけ誰でも良くて」
「酒をひたすら飲めれば良い」
ものなのです。
なので、よく飲み会のやり取りを(LINE上で)見ていると、飲み会開催の理由(B4時代の同期女子会など)と全然関係ない人が突如参加している様子などが見られます。
そして、そのメンバーは大概パリピの仲間というかいつものメンバー。
多分そのメンバーで飲めれば他はいてもいなくても変わらなそうな感じがあります…
私は逆に、飲む相手が誰なのか・どういう繋がりの人なのかが1番大事というか、むしろそのために飲み会という場を利用するタイプなので、彼らの思考が理解できません。
そもそも予定してなかった(全然会の内容と関係ない)メンバーが乱入してくるのはありえないです。
だいたいそういう人って自分がよく知らない人が多いので、なんか込み入った話とかしづらくなるんですよね。
むしろその人は良く、このアウェーの状況に平気でいられるなと思います。
だいたいパリピ同士でへべれけに酔っ払ってて、騒いで途中でいなくなりますが。
迷惑きわまりねぇ…最初からお前らだけで飲み会やってればいいじゃんと思います。
そして、私の場合は飲む相手は会いたい相手だし、話をしたい相手です。
ぶっちゃけそれは研究室の人間ではないです。
わざわざ飲み会というアルコールを交える場でなくても研究室で話せるし、
研究室って(うちの場合は)特に同じ志で集まった人間じゃないので、公立小中学校のクラスみたいなもんなのです。
専攻を愛する人もいれば、卒業資格が欲しいだけの人もいる。
やりたいことを持って入ってきた人もいれば、第1希望落ちたから渋々入った人とか、楽だと聞いて来た人もいる。
ただ同じ空間を使っているだけ。
別にそこの集団全員と親友になれとも言われてないし、ならなくてもいいし、まぁなりませんよね。
アルコール交えない時にほぼ盛り上がる会話がない相手と、わざわざお金を払って時間を割いて、アルコールを交えて楽しく場を盛り上げる。ことを強要される。
これって地獄以外の何者でもなくないですか?
仕事上の付き合いならまだわかるんですけど。学生がそれやってなんになる?と今でも思います。
なら普通に仲良い友人と飯でも行きます。
④「お前ら程度の仲にさく休日もゴールデンウィークもねぇ!」
もうここまで語るともうお察しです。
仲良くもない人に使う休日とお金はありません。
別に今更仲良くなろうとも思いません。
だって今は会社と言う新しい世界があるんだもの。
まだそっちにコミュニケーションの労力を割いた方が実りある人生が送れると思います。
もちろん、一番いいのは気のおける友人と楽しく美味しいものを食べて沢山話すことです。
でもたまに居ますよね。過去のコミュニティに戻りたがる人。
そういう人は自分の発言力が残ってる居場所を探し求めてさまよってるんだろうなと思います。
過去の栄光に縋る人みたいだな。
私は過去をあまり振り返らない女なのでよく分かりませんけど。
長々と語ってしまいましたが、誰か共感してくだされば幸いです。
他人まで巻き込むパリピは苦手だって話。